家賃保証会社社員が本気で何でも答えたら

家賃保証会社に関してネットには嘘や誤解が多すぎる。だから自分が答える!

全保連のCMの謎

全保連のCMを見たことありますか?2016年9月からCMが始まりましたのでかれこれ2年くらいはテレビCMを流していることになります。相当のお金がかかるはずですが、宣伝としての効果がそれ以上だと見込んでのことでしょう。すごいですね。全保連のCMは以前からわけが分からないと言われていますが、それはつまり大家向けの内容になっているからなのだと思います。

2016年9月に始まった通称、じたばた編は家賃が入っていないと苦悩する大家をひたすら流し、でも全保連に入っていて良かったね、で締めています。これも分かりづらいですが、家主でなくともなんとなく意味が分かるかもしれません。全保連が家賃保証会社というのは分からなくても、家賃が入ってこなくても大家に安心なサービスなのだろう、位には理解してもらえると思います。イメージは完全に保険なのでしょうが。

その3ヵ月後、2016年12月には通称、渡したくない編があります。これは部屋を見に来た入居予定者に契約が決まって鍵を渡すところなのでしょうが、家主は鍵を渡したくない!なぜなら家賃を払うかどうか分からない入居者には部屋を貸したくないから!という内容ですが、しかし、鍵を渡す場面ということは契約が決まったから鍵を渡すわけで。その人に部屋を貸したくないなら入居審査の時点で拒否べきです。それをせずに契約が決まってから鍵を渡さないというのは完全に契約不履行ですのでこれはどう考えても家主の行動が意味不明。CM上の演出です、といえばそれまででしょうが、何を言いたいのかが分からない。

しかも世の中には全保連=家賃保証会社と分かっていない方も多いでしょう。それでよくこんなことやったな、と思います。電通が入っていてこれかよ、と思ってしまいます。奇をてらいすぎたというか、なんというか。入居者は誰が家賃を遅れるかが分からないので家賃保証会社が入っていれば大丈夫、入っていなければ部屋は貸せないということを言いたいように見えますが、それにしても意味不明です。

2017年9月、3作目の借りたい部屋がある編ですが、これは不動産屋に断られ続けた入居希望者が困っていると、天からの声(?)で全保連を使うと部屋が借りられるよ、とお告げ(?)があり、全保連を使って部屋を借りられたというような内容です。3作目は入居希望者目線で作っているようですが、やはりわかりにくい。全保連=家賃保証会社が分かっていない方にはさっぱりというのもありますし、そもそも家賃保証会社とは何かを一切触れていません。これで分かる人はどれほどいるのだろうか?

そして2017年10月、早くも4作目が出ました。広告が出ている部屋を借りたいという入居希望者に対してもう決まった、と言う不動産屋。内覧もせずに部屋を借りたいという入居希望者も謎ですが、CMのことですからいいでしょう。不動産屋、やる気なさすぎです。普通、仲介会社は入居希望者には積極的に貸せる部屋を案内します。そうでないと仲介料は入ってこないから。あのCMを見ていると家賃保証会社に入らない人は全てお断りのように見えます。CMの最後では全保連を使ってもダメですか?と聞くと手のひらを返して貸し出せると言い出す始末。

2018年1月には安心の証編が出ました。怪獣が部屋を借りに来ているのですが、貸せないのでお引取りくださいと案内しています。しかし、全保連を使うとなるとやはり手のひらを返して部屋を貸せると言い出す不動産屋。怪獣というのはCM上の演出でしょうが、私にはこれは外国人には部屋を貸せないというように見えました。外国人でなくても良いです。特定の職種の方とか、高齢者とか、障害者とか、そういう人には部屋は貸せない、だけど家賃保証会社が付けば部屋を貸せるというように見えました。

2018年9月に6作目のデーモン閣下編が出ましたが、やはり内容は5作目の怪獣と同様で、特定の方には部屋を貸せないというように見えました。3作目以降は一応、入居希望者目線で作っているようにも見えますが、家賃保証会社の利用率は現状7割~8割程度。需要は高まっているのは事実ですが、保証会社を使わなければ部屋を貸せない、とまでは言えないのが現状ですので無駄に不安を煽っているようにも見えます。そして全保連を使えば全てうまくいくように見えますが、実際には全保連でなくとも家賃保証会社であればたいてい、どこでも良いはずです。特に仲介会社にとっては。管理会社は部屋を貸す条件に特定の保証会社を指定している場合もありますので、その場合にはCMのようなことにはなりえません。

結局、宣伝ツールとして全保連の名前を売り、全保連を使えば賃貸借契約がうまくいくようになるといいたいのでしょうが、肝心の家賃保証会社がどういうものなのかが全く伝わないのが残念でしょうがない。見せ方がうまいかどうかは別にして、楽待の動画冒頭で紹介している家賃保証会社の説明の方がずっと分かりやすい。

まー、結局は家主とがっちり結びたい保証会社のCMであって、入居希望者には分かってもらえなくてもよいようにも思えます。知名度が上がるのは間違いないです。

とりあえずテレビで大々的に流すなら
・家賃保証会社は保証するのが仕事
・遅れた際には家主に一時的に立て替える
・支払いで困ったら早めに相談してね
の3つは入れてほしいと思います。回収部隊の立場で言って。

全保連のCMに興味のある方はyoutubeの全保連チャンネルを見ると良いです。最近なんでもyoutubeですね。

しかしCMには経営戦略が大きく絡むからなー


色々と文句を言っているように見えるでしょうが、業界的には超大手企業で、影響力が大きいのでそれだけ期待しているんです。

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楽待が家賃保証会社のことをyoutubeで紹介してる!?

楽待(らくまち)っていうのはファーストロジックと言う東証一部上場会社が運営している不動産投資のサイトのことです。決して楽侍(らくざむらい)ではないのでご注意ください(笑)。

この楽待は不動産投資のことを扱う大型サイトなだけあって、不動産コラムを色々載せています。稀に「んん?」と思うような記事もありますが、それは多分、外部のライターに書かせているから。つまり専門家が書いていないか、専門家に監修させていないか、専門家が分かっていないか、専門家でも意見が分かれることを断定的に書いているので疑問が残るのかだと思います。

その楽待がyoutubeに家賃保証会社についての情報を載せていました。18分と少し長めの動画ですが、勉強も兼ねて業界人は見ることを強くお勧めします。

動画では家賃保証会社としてCasaが出ています。そのほかにインタビューしているのには不動産会社1社と家主1人がいます。情報元としては少ないようにも思えますが、18分でコンパクトにまとめるという意味ではこれでも十分と感じます。やや、というか結構家賃保証会社目線で書いている動画だと思いましたが、言っていることには一切、嘘はないと思います。あわせて、動画のコメントも読むと保証業界についての表と裏(貸主側と借主側)が分かってよいと思います。

ちなみにCasaは東証二部の上場企業です。動画を見ると社内の様子がよくわかります。管理体制はかなりしっかりしている印象をうけました。しかし、1日に150件~200件の電話をしているということを考えるとよほど案件が多いように思えます。もっとも電話の件数は数え方にもよりますので、電話に出ない人に10回かけて、それを1回とカウントするか10回とカウントするかで大きく変わります。電話で話ができたかどうかも非常に大きいポイントです。

もし本当に毎日200件の電話をしっかりしているのであれば、それは完全に電話専用の部隊です。電話専用部隊が一気に電話だけで解決する案件を洗って、残った案件を実際に訪問して解決している可能性があります。これは結構すごいことで、そこまでできている保証会社はほとんどないはずです。もっとも、動画ではそこまでは分かりません。電話だけする日、訪問だけする日、両方する日があるのかもしれません。

また、食料支援についても動画に出ていました。生活に困っている人に食料を届けているようです。入居者に対してこういう献身的名サービスをしているところは他にないんじゃないか?と思います。と、思って動画のロゴを抜いて画像検索してみると簡単に見つかりました。スポンサーのところにCasaの名前がありますので間違いないです。同じくスポンサーのところにはフォーシーズもあります。そういえばCasaもフォーシーズもどちらも賃貸保証機構に加盟しています。賃貸保証機構関係で繋がっているのかもしれない。

ところどころ、不動産会社の方のインタビューが出てきます。そこでは家賃保証会社の督促は昔は酷かったが、今はそうでもないというようなコメントがあります。大手は大体コンプライアンスを守っているので大丈夫そうというようなことですが、では私のところに届いている大手家賃保証会社のクレームはなんだろうと思ってしまいます。会社でどれだけコンプライアンスを守っていても、担当者が会社の見えないところでやっていることは酷いということかもしれません。

ちなみに、先ほどの食料支援の話。とてもすばらしいことだと思いますが、1点だけ疑問に感じました。生活保護の方が食料支援を受けているようなコメントがあります。動画で生活保護の方が食料支援を受けているとあったかどうかは覚えていませんが、仮に生活保護の方が1か月分の食料を受け取っているとなるともしかしたら危ないかもしれません。

国も頭が固くて生活保護の方は生活費があるので、生活に必要な何かをもらうとなると生活保護の不正受給とみなし、受給額を減らしたり、場合によっては生活保護そのものの廃止に繋がることもあります。生活に必要なものと曖昧な書き方をしましたが、要は、お金とか食料とかギフトカードとか、本来生活保護費から出すはずだったものと等価と考えられるものは全部ダメだったはず。それをCasaの法務が分かっていないことはないと思うけど・・・。

食料支援とは・・・大変だ・・・


そうか、フォーシーズのブログにある食料支援ってこれか!

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なぜ保証会社の取り立てから逃げられないのか?

保証会社が入居者に請求するものは家賃がほとんどです。残りは賃貸借契約の更新料、保証契約の更新料、原状回復費用などが中心です。保証会社は管理会社からの家賃延滞の報告を受けると立て替えますが、そのまま回収しないと自分たちの出費がかさむので当然督促します。

家賃が遅れるのには事情もあるでしょう。しかし、その後の対応が不誠実な方が多いんですよね。普通の感覚で言えば家賃が遅れる際には支払日の時点で遅れると分かっているわけですから連絡しますよね。そこで連絡もせずに保証会社からの連絡を待っている入居者がいます。更に、保証会社からの連絡があっても無視し続けて、お金があるときに払おうとする入居者がいます。更に更に保証会社からの連絡があって無視し続け、そのまま逃げちゃおうとする入居者もいます。

最後の逃げちゃう方はもはやお客さんですらありません。

家賃保証会社の督促はしつこいです。しつこいというか、出たお金がを回収しないと売上をどれだけ伸ばしても会社がなくなるくらい損害が広がるので回収担当も必死です。そんな必死な回収担当ですからどこまででも追いかけます。

どこまででもと言うのは
・部屋に住んでいる限り督促はとまりません。
・引っ越したとしても支払わない限り督促はとまりません。
・夜逃げしたとしても支払わない限り督促はとまりません。

部屋に住んでいる住んでいる間、督促が続くのは当然です。電話、訪問はもちろんですが、状況次第で職場への連絡・訪問、連帯保証人への連絡・訪問、緊急連絡先への連絡・訪問があります。ですが、普通の方は電話か訪問だけで話ができます。要は話ができるまで止まらないと思ってください。逆に連絡がついてきちんと話ができれば督促は止まります。というか、最初から連絡してきてください。

引っ越したとしても督促が続くのは当然です。これは保証会社のスタンスや体制にもよりますが、引越しをしても回収できることは多いです。むしろ、部屋を借りる際に不動産屋に提出する情報は、家賃を支払わずに出て行った場合でも回収できるような情報が含まれていると思ってください。

夜逃げしたとしても督促が続くのは当然です。夜逃げする人は多分、支払う意思がない方です。そのまま踏み倒そうとしているのでしょうが、保証会社はそんなに甘くないです。確実とはいえませんが追いかける手段を持っています。というか、夜逃げされて回収ができないような保証会社ばかりでは夜逃げした者勝ちになります。保証会社はそんなことは許しません。

世の中には夜逃げして家賃を踏み倒す方法がマニュアル化されているようですが、踏み倒せる可能性が高くなるだけであって、回収のプロから逃げるのはそれなりに大変です。それでも本当に逃げ切れると思っている方が多いから驚きます。

家賃を踏み倒して逃げ切るとしたら海外に行くことをお勧めします。場合によっては回収する方法はあるのですが、可能性が非常に低く、地理感がなく、交通費と手間が掛かりすぎることから普通の保証会社はここまでしません。だから外国人の保証は敬遠しがちなのだと思います。

夜逃げしてもいいことは少ない!


夜逃げしたいならすればよいですが、してもあまり良いことはありません。夜逃げするというくらいなので家賃以外にも悩みがあるのでしょうが、借金系の悩みなら夜逃げせずに法的に処理した方が、その後の生活基盤が安定することが多いですよ!

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シノケングループ、ストップ安!?

ジャスダックに上場しているシノケンがストップ安でドエラいことになっています。本日の一番低いところでは300円近く下がっている・・・終わり値でも932円(-17.3%)だそうです。ニュースを見て私も驚きました。

どうも投資用マンションの二重契約を結んでいたことが週刊誌に報道されて売りが拡大したようです。週刊誌が書いていることが本当かどうかはわかりませんが、影響力は確実に大きいのでメディアの力というのは恐ろしいですね。何をしたかは調べればすぐに出てきますのでお任せしますが、要は銀行を騙し、契約者に不正に融資を出させえていたようです。ついこの間、TATERUが同じことをやって問題になって、そのことでシノケンは不正は行っていないとプレスリリースまで出して明言していたのに・・・結果はごらんの有様だよ。

しかし、皆さん忘れてはいけません。かつて、ヒューザーという会社が耐震偽装問題で世の中を騒がせましたよね?ヒューザーで分からなければ姉歯一級建築士と言えば思い出すでしょうか?あの時はシノケンが積極的に不正に関わったわけではありません。それでもシノケンは解体が必要なマンションを買い取ったり、補強工事を行ったりするなど被害者に対してひたすらな低姿勢を通しました。私はあの時、さすがはシノケンと思ったものです。

その神対応が要因かどうかは分かりませんが、シノケンはその後、売上も利益も過去最高を記録しています。これがだいたい2005年ころの話です。あれから13年が経ちましたが、シノケンは再び復活するのか、このまま落ちていくのか・・・。

今回は不動産会社の話ですね!と思うかもしれませんが、実はシノケングループにはシノケンコミュニケーションズという保証会社があります。そもそもシノケンの事に昼間に気づいたのも保証会社関係だったから、というのもあります。

どうでしょうねー、個人的には応援したいけど、悪いことしたら世間の評価はどうしても下がりますよね。

株価急落の図。いつ見ても恐ろしい!


この中に一人!シノケンの株で大損したやつがいる!
お前やろ!
俺やーーーー!!!

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原状回復費を保証する保証会社と保証しない保証会社

世の中には原状回復費を保証する保証会社があります。原状回復費は住んでいて入居者が破損した部分は入居者が払ってね、くらいの至極当然の権利だったはずですが、壊していないのに入居者に請求する大家がいたり、自分で壊しておいて弁償しない入居者がいたりして問題になったりします。

そんな原状回復費を家賃保証会社が立て替えたりすると面倒なことになったりします。

まずもって、原状回復費というのは入居者が引越しをする時に支払いを済ませなければなりません。引越しの時には退去確認といって、入居者と管理会社が部屋で立ち会って部屋の様子を確認する必要があります。そこで互いに納得した上で原状回復費が決定します。

しかしながら、入居者が納得していないのに家賃保証会社に立替を請求する家主がいるので面倒です。当たり前ですが、入居主が納得していないのに原状回復費は請求できません。入居者が納得していないのに家賃保証会社に立替請求してくる家主がいるから困る。普通、入居者が納得していないと家賃保証会社も立て替えません。疑義が生じている状態で保証会社が立て替えても入居者は払わないに決まっているからです。保証会社の仕事は保証することとはいっても、それは家賃の話であって原状回復費用はオプションです。そこを勘違いしてもらっては困る。

家主と入居者で話し合いが解決していない保証会社も世の中にはあるようですが、それはヤバイ保証会社です。きちんと納得していないのに勝手に立て替える保証会社には要注意です。

何をどう注意すればよいのか分からない方はお問い合わせください。

原状回復費を保証する家賃保証会社がある一方で原状回復費を保証しない家賃保証会社があります。これは単純にサービスが原状回復にまで及んでいない場合もありますが、おそらく立て替えた後の回収を見越して立て替えていないのだと思います。

入居者が物件を借りている間は部屋に戻るので回収できるのですが、退去したとたんに連絡が取れなくなる方が多い。ようするに家賃を支払わずに逃げちゃったわけです。家賃保証会社ですから当然追いかけるわけですが、少なからず逃げ得になっている方もいるわけです。

そう考えると戦略的に原状回復費を保証したくないというのも分かります。原状回復費を保証して家主と管理会社を取り込む保証会社、戦略的に原状回復費用を保証しない保証会社、世の中には色々あるようです。どちらがよいのかは難しい。

原状回復、保証するのが得か、保証しないのが得か


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家賃保証会社として、ジェイリースは中堅!?

ご存知、家賃保証会社のジェイリースは東証一部に上場しており、家賃保証会社としては大手だと思っています。

しかしながら、四季報の会社概要を読むと九州地盤の住居・事業用家賃保証の中堅とあります。昨年の売り上げは50億円、今年の予想は60億円ということですが、これは中堅家賃保証会社らしいです。

何を持って大手なのか、中堅なのか、四季報がどういう基準で書いたのかは分かりませんが、ジェイリースは売り上げ規模でいえば業界5番目くらいには入ると思います。日本セーフティー全保連JIDのビッグ3が売り上げ100億円超え、追随するCasaで80億円くらい。実はオリコも100億円を超えているらしいですが、オリエントコーポレーションとしてのオリコカードの家賃保証とリクルートから買収したオリコフォレントインシュア(旧・リクルートフォレントインシュア)の連結で家賃保証事業が100億円ということなので単純比較が難しい。

よく家賃保証会社の比較では信販系といわれるクレジットカード会社が比較から省かれることが多いですが、これは事業の1つとしてやっているだけで家賃保証専業の会社とは比較が難しいからだと思います。だから、エポスカードもジャックスもセディナカードも家賃保証を行っているのに、家賃保証会社の比較という括りではあまり見かけない。

そうすると四季報で言う中堅とは何のなのか。売り上げで比較する以外だと思いつかないのですが、売り上げ額の層が違うということかもしれない。

日本セーフティー、全保連、JID、Casaを大手として、ジェイリース以下、売り上げ50億円前後の会社を中堅とし、圧倒的多数のそれ以外を弱小と括っているのかもしれない。

しかし、売り上げ規模で50億円程度の会社をジェイリース以外には私は知りません。近いところで上場しているあんしん保証(https://anshin-gs.co.jp/)やフォーシーズが30億円弱。他には売り上げを公開しているところでニッポンインシュアが10億円ほっと保証が4億円程度

こうして見ると情報を公開している保証会社って少ないですね。もしかしたら四季報は独自の調査データを持っているのかもしれない。う~ん、見てみたい。

保証会社の市場はどこまで伸びるだろうか


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アーク賃貸保証のすむなび、アンドロイドアプリだそうな

皆さんご存知なように保証業界はIT化が遅れています。保証業界が遅れているというよりも不動産業界が遅れている(二極化が凄まじい)ので保証業界も遅れているという方が正しいのかもしれません。

保証会社でITに強いといえば、真っ先に思い浮かべるのはCasaです。色々と先進的ですが、それ以外にITっぽい保証会社は思いつきません。WEB審査とか会員登録とかさせるのがせいぜいです。

しかし、アーク賃貸保証は、なんと、アンドロイドアプリを作っている。びっくりしましたよ。保証会社では相当進んでいるように思えます。

おお!すごい!と思ってアプリの詳細を見てみると・・・更新日2018年3月13日 インストール10+だそうです。

更新日が公開日と同じかどうか分かりませんが、半年以上経過しているのにインストール数は10+。かなしいかな、全くはやっていないようです。

アークらしく、東北6県の地元不動産情報を検索できるようですが、そもそも東北では人口も物件数も絶対的に違います。しかも、大都市に比べアプリで検索する必要性があまりないように思えます。

企画はすばらしいと思います。保証会社もアプリを作る時代になったわけですから。しかし、認知が進まないのは残念です。

東北の方、すむなびを応援してあげてください。このまま終わるのはあんまりです。どことなくいえらぶグループのキャラクターに似ているような気がしましたが、実際に見てみると全く似ていないフォルムが愛らしいです。

一方suumoは100万超えであった・・・


suumoのアプリは100万超ですが、リクルートとでは土台が違います。
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養育費保証をする保証会社

昨日10月13日付けのヤフーニュースに面白い記事を見かけました。ニュースタイトルもずばり、養育費からの「逃げ得」による子どもの”養育放棄”を許さない 兵庫県明石市の社会実験に注目。

保証会社の記事ではありますが、今回は家賃債務保証会社のことではございません。詳細は記事を読んでいただければ分かるのですが、少々長い記事ですので概要をご説明すると、シングルマザーが子供を育てていて、元夫が養育費を払わなかった場合、明石市が保証会社への保証料を負担するので、一定額は母親の手元に入るというものです。元夫の逃げ得を許さない点と母親への福利厚生という点では評価できると思います。

保証会社の私の視点では、明石市が年間1万円しか支払わず、契約は母親というところに何かを感じますが、他の地方自治体は全く対応していないことを考えると明石市はかなり先進的なのだと思います。

記事では単に保証会社としか書いておらず、どこの会社が対応するのか分かりませんが、この記事を読んですぐに思ったのは、イントラストが養育費保証をしているという事です。

イントラストは東証一部に上場している家賃債務保証会社ですが、家賃債務以外にも医療費用保証、介護費用保証、養育費保証を行っている総合保証会社です。そのため、家賃債務保証会社とも言い切れず、比べるにしても単純比較ができないという点では特殊な保証会社です。

なお、記事には少々気になることも書かれていました。
元夫にしてみれば、元妻に取り立てられるよりも、保証会社に取り立てられたほうが「こわい」。
こわい、というだけでは真意は分かりませんが、元妻からの取立ての方が怖いと思います。なぜなら元妻、元夫の関係では上下もなく、個人間だからです。経験上、元妻は元夫に遠慮がないことが多い。保証会社が入ると怖く・・・はないと思うんだけどなぁ。

しかし、保証会社からの取立てを行うことで元妻側の心理的負担は相当軽くなるでしょうから、やはり回収のプロに任せるというのは賛成です。

元妻がこわいか、保証会社がこわいか・・・


記事では養育費のことを触れていましたが、家賃債務にしても養育費にしても結局は、払わないといけないものを当然のように払わない人が多くなってきたから出てきたビジネスなんですよね。そう考えると悲しくなります。

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賃貸借契約の更新料と保証契約の更新料

最近、賃貸借契約の更新料の問い合わせが増えています。それとは別に保証契約書についての調べている方の来訪も増えているようです。質問がたびたび来ては同じような回答をしていますので、いっそまとめてみます。

賃貸借契約の更新料について
まずは賃貸借契約の更新料ですが、東京では2年ごとに賃料の1か月分というのが一般的です。金額は地域によって違いますし、管理会社や家主によっても違います。2年ごとではなく毎年更新料が発生するという契約もあります。地域によってはそもそも賃貸借契約の更新料なんていう制度がないという方もいますので上京してきて戸惑うという方もいらっしゃるようですね。

なんとか払わないでおこうと考えている方もいるようですが、基本的に賃貸借契約の更新料は契約書に記載の内容ですから支払わなければなりません。契約当初からの約束ですから当然です。それでも更新料を払いたくないという方は更新期日を迎える前に引っ越すしかないです。

しかしながら例外はあります。賃貸借契約を更新するということは現在の内容をそのまま継続するか、新しい内容で賃貸借契約(地価の上昇に伴い家賃が上がったなど)を結びなおすかということです。それは入居者が現在の環境に納得している場合に限った話です。設備不良がある状態で何度も報告しているのに管理会社が全く対応しない等という状況でそのままの条件で更新できるはずがありません。

そこで入居者と管理会社で揉めることがあるのですが、揉めたまま両者折り合いが付かずに更新期日を迎えた場合には賃貸借契約の法定更新を迎えます。一般的には入居者も管理会社も納得して賃貸借契約を結びなおしているので、単に更新と言ったり、合意更新と言ったりします。合意更新に対して、期日を迎えても更新手続きが終わらなかった場合には、入居者が住んでいる状態なので自動的に更新手続きが完了したという状態になり、これを法定更新と言います。

法定更新の場合、更新手続き(契約書の結びなおし、更新料の支払い)が完了していない状態での更新ですので、賃貸借契約の更新料を払っていない状態です。だからと言って、更新料の請求が来ても無視していれば払わなくて済む、というものではありません。悪用は厳禁です。住む時に賃貸借契約を結んでいるわけですから、疑問点は最初に聞いて解消しておくべきです。最初に約束しておいて、それを反故にするようでは契約の意味がありません。

賃貸借契約の更新料を払わない方法を検討されている方がたびたびいるようですが、本当に払いたくないなら更新前に引っ越すか、今すぐに管理会社に相談した方がよいです。

そして、面倒なのが賃貸借契約の更新に保証会社が絡んできた場合です。賃貸借契約の更新料が支払われない場合には管理会社は保証会社に立替依頼をする事があります。本来、保証会社が立て替える更新料は合意更新の場合ですが、保証会社には合意更新なのか法定更新なのか分からない場合も多く、基本的には管理会社から滞納報告があれば立て替えます。

そのため、賃貸借契約の更新のことで揉めている最中に保証会社から更新料の請求が来るということは実際にあります。保証会社が管理会社側の不手際があると認めれば請求を取り下げることは考えられますが、管理会社は保証会社のお客様なので管理会社寄りの考え方をするのが普通です。

その状態で放っておくと、支払った家賃を更新料に充当し、替わりに家賃の未納があったと保証会社から請求される可能性が高いです。こう書くと管理会社側が悪いことをしているようにも見えますが、こういう状態になるのは普段から家賃を遅れている人か意図的に悪意があって更新料を払わない方が多いです。

いずれにしろ、入居時に自分で確認して結んだ賃貸借契約です。疑義があるなら管理会社と掛け合いましょう。

保証会社の更新料について
次は保証会社の更新料についてですが、一般に保証会社は毎年更新手続きをとります。金額は安いところでは1万円から賃料の何%と定められているところがほとんどです。更新料は保証会社の生命線とも言うべき売り上げですので、保証会社の更新料を払わないということはできません。上記であげた賃貸借契約の更新料は場合によっては法定更新が認められているので法的にも払わなくてもよい場合がありますが、保証会社の更新料は法的に払わなくてよい根拠がありません。

保証会社の更新料を払わない場合には家賃同様、即保証会社からの連絡があると思ってください。それだけ保証会社にとっては重要です。

更新手続きも奥が深い


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ジェイリースのSDGs(持続可能な開発目標)とは何なのか

SDGsってご存知ですか?私は何の略だか分からなかったです。

ジェイリースのホームページはたびたびテコ入れをされていて、見ていると変化が面白い。目立つところでは最近、トップページのロゴの横に見慣れないカラフルな輪が出てきた。LGBT的な?と思いましたが、あのリングはSDGsのマークのようです。

Sustainable Development Goalsの略でSDGsだとか。意味は持続可能な開発目標だそうで、下記の17の目標を定めているのだとか。

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に保健と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsの公式ホームページかwikiに詳しく載っているので詳細を知りたい方はそちらにどうぞ。

ジェイリースはこのほかにもhunger free worldというNGO団体やIPPO IPPO NIPPONという団体にも関わっているようです。保証会社はジェイリースに限らずいろんな団体を支援しているところが多いですが、ジェイリースは特にそういう支援が多いように見えます。上場しているから見せ方が大事というのもあるでしょうし、保証会社のイメージ向上というのもあるでしょう。ただ、理由はともあれ自主的にこういうところに参画するところはやはり大手という感慨を覚えます。

しかし、まぁ、逆に利用する保証会社もありそうで、有名無実にならないことを祈るばかり。

to be or not to be ,that is a question.


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