上場企業はこういう情報を定期的に出すから良いですよね。
経営成績(平成31年3月期 → 平成30年3月期)
営業収益 12億6900万円 → 15億7800万円
営業利益 3400万円 → 1億500万円
経常利益 6900万円 → 1億3200万円
四半期純利益 3800万円 → 7400万円
第2四半期ですから、単純計算で2倍、つまり売上で30億円は超えそうです。不動産賃貸の繁忙期は1~4月ですから、その意味ではもっと伸びる可能性が高いです。しかし、しかしです。私はこの数字を見て驚きました。
純利益、少なすぎないか?
今年の6月にも昨年度の通期の決算短信についてコメントしていますが、そのときも同様に純利益が少なすぎないかとコメントしています。一般的な会社の売上と純利益の比率は知りませんが、家賃保証会社として他社を見ると利益率が圧倒的に低すぎるように見えます。
これは会計上の処理でそうなっているのか、現段階でも設備投資に費用を当てているので利益が出ていないのか、単純にビジネスモデルが甘いのか。自己資本比率は60%超ですから、あまり投資に費用をかけている感じでもないように思えます。
う~ん、毎度あんしん保証の決算短信を見ると不安になる。しかし、利益が出ているのは間違いありませんし、本当にダメなら上場廃止になるはずなのできっとそのあたりは監査がうまくやってくれているのでしょう。
考えようによっては赤字を出さずに継続できているだけでも十分にすごい会社ですから。

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