その際に、年末あたりに何かしら起きるかな?などと書きましたが、見事に(!?)起きました。
ジェイリースが上場契約違約金を3,360万円を支払うようです。
それなりに長い文章で、しかも、それなりに難解なので3行でまとめます。
上場した時の書類に嘘を書きました。
ごめんなさい。
罰金3,360万円を払います。
簡単にまとめたが、ちゃんと読めば理由や対応についても書いています。しかし、一般消費者に分かるような書き方ではありません。
賃借人の信用リスクの評価は事業の根幹であるにもかかわらず、信用リスクの変化に対する意識が希薄
中長期的に滞留している立替金債権の金額が増大してきたというのが書類が誤っていた理由だそうです。
これを読んでもよくわかりませんが、私には「思った以上に家賃が遅れる人がいて、しかも遅れ続けた挙句支払わない人が多いので利益が想定よりも低いです」と読めます。
ジェイリースの公式の回収率は95%前後です。以前からずいぶん高いな、どうやって回収しているんだろうと思っていましたが、これはつまり、回収の定義が独自の計算方法だったものと思います。
普通に考えれば家賃が遅れても回収さえうまくいけば利益は出ます。なぜなら保証会社はものではなく、サービスを売っているわけで、延滞がなくなれば手出しがなくなるからです。
余談ですが、昔、リプラスという上場している家賃債務保証会社が倒産しました。倒産の理由はいろいろありますが、原因の1つは売ったはよいものの回収が上手くいっていなかったと言われています。
だから95%超も回収できていれば利益率は高くなるはずです。しかしながら、その割には利益率が低いなと思っていました。広告宣伝費か、投資かで支出があるのかと思っていましたが、単純に嘘だったようです。
嘘だと書くと良くないですね。回収率95%超の計算方法が私の思う方法と違ったようです。
上場している、しかも家賃債務保証会社の中でもかなり大手ですから、これは結構大きなことです。
さて、最近、株価も下がり調子ですが、今後ジェイリースはどうなるでしょうか?注目です。

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