そこに家賃債務保証業者の登録制度スタートでオーナーの家賃回収が楽にという記事を見つけました。
この記事の中には
家賃保証会社のサービスは、オーナーが保証料を支払うことで、入居者が家賃を滞納したときに立て替えをしてくれるというものです。というものがあります。
私は2つ思いました。1つは家賃保証会社のサービスは立て替えるという箇所。もう1つはオーナーが保証料を支払う、という箇所です。
家賃保証会社の業務は立て替えることじゃないというのは私は言い続けていますので、この際置いておきます。
果たして家賃保証会社の保証料はオーナーが支払うものなのでしょうか?
経験上、家主が払うということはあります。家主側の理屈では、入居者に家賃保証会社をつけてくれと指定しているのは自分なので保証料は自分が払う、ということらしいです。
まー、少数派ですよね。普通は入居者が支払います。保証会社としてはどちらからお金が入っても同じではありますが、大部分が入居者に請求するのに一部だけ家主に請求というのは間違いの元なので統一して欲しいですね。
しかし、圧倒的少数派の家主が保証料を払う派のはずが、この記事では当然のようにオーナーが支払うとあります。これは地域差があるということだろうか、会社によってそこまで割合が違うということだろうか、単に間違えただけだろうか。
あまり無いケースではありますが、賃借人と賃貸人を書き間違えるケースはあります。しかし、はっきりとオーナーとは書き間違えないと思いますけどね。
もし、自分のエリアでは圧倒的にオーナーが保証料を支払うというケースが多いという方がいらっしゃいましたらコメントかメールかください。
ちなみに記事の下のほうにある負債1億円で2017年12月に倒産した兵庫の保証会社というのはアペックスグループのことです。

ご意見は info@hoshokaisha.jp まで
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