楽侍の記事は濃い内容です。業界に詳しい方が書いているというのがよくわかります。
「大事な脇役」、家賃債務保証会社とは何者か《楽待新聞》
という記事があります。
書き方も言いえて妙。
滞納リスクへの対策として普及している「家賃債務保証」。平たく言えば、滞納が発生した場合、保証会社が入居者の代わりに家賃を立て替えてくれるサービスである。
こんな書き方ができるのは楽待くらいです。
普通は、家賃保証会社は入居者が支払う家賃が遅れたときに、入居者の代わりに家主に立て替える会社とか、家賃保証会社は賃貸借契約において入居者の支払い能力を支払う会社とか書きます。
つまり、会社のことを書きます。
楽待は上記のように、家賃債務保証は~サービスです、というような書き方をしています。若干平たく言いすぎな気がしなくもないですが、業界人でない方が読むことを考えるとこれが一番スマートかもしれません。
うーん、深い。
生命保険会社のことを、死んだらお金を出す会社とは言いませんが、生命保険は死んだらお金がもらえるサービスなら納得ですから。
そして、その後がすごい。詳しい!読みやすくて、端的ですばらしいですね。
多様化する保証会社のサービスの項目では、家賃保証会社が高齢者の見守り、就業支援、食料支援などを行っていると書いています。確かに珍しいサービスですね。
高齢者の見守りはイントラストが行っているサービスですね。確か、エルズサポート(の親会社のホームネット?)も行っていたと思います。
就業支援はたぶん、オリコフォレントインシュアのことだと思います。リクルートフォレントインシュア時代に就業支援をしているとか宣伝していました。
食料支援はCasaとフォーシーズが行っていますね。Casaの食料支援は以前動画になっていることを記事にしています。なかなか勉強になる動画ですので、一度見られることをおすすめいたします。
非常によい記事なのですが、それだけに保証会社と書くべきところを「管理会社」と書き間違えているところがあるのが惜しい。
プロでもこういう間違いあるんですね。

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