保証っていうからには何かを保証してくれるんだろうけど・・・。
だからなのかは分かりませんが、家賃債務保証会社とも言いますね。ややこしいのは住宅ローンを保証してくれるのも保証会社だし、家賃債務保証会社のことを家賃保証会社だなんていうからますます分かりにくい。家賃保証っていうと不動産投資を思い浮かべる人も多いかと思います。
不動産投資の家賃保証っていうのは、家主の物件を不動産屋が借りて転貸する。不動産会社が借りているから契約を切るまで退去という概念が無い。退去しないから家主には毎月家賃が必ず入る。家賃が必ず入ることを保証しているから家賃保証。ちょうど今、世の中でも家賃保証がノーリスクで毎月○万円入ってくると思っていた家主がある大手不動産会社を集団提訴していますよね。ノーリスクなはず無いんですけどね。
じゃあ家賃債務保証の方の家賃保証は何かというと、入居者が家賃を支払わなかったら立て替えるというサービス。入居者が払わなくても保証会社が立て替えるので家主には入居者がいる限りは毎月家賃が入る。これが保証会社。不動産投資の家賃保証と大きく違うのは、不動産投資の場合には不動産屋が借りているので空室が無いのに対して、家賃債務保証の場合には入居者が退去したら即空室。だから必死に空室を埋める必要があります。
意味合いが全然違うんだけどどちらも不動産の賃貸のことだし、家賃のことだし、家賃保証なんていうから分かりにくい。
じゃあ賃貸保証なら分かりやすいのか?賃貸保証とだけ聞いてもやっぱり何を保証しているのか分かりにくいですね。みんな保証会社としか言わないけど、家賃債務保証なんて言い始めた人はそのあたりがよく分かっているのかもしれない。
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