家賃保証会社に落ちたから部屋を借りられない、なんていう悲劇もたびたび耳に入ります。
すでに家賃保証会社は社会インフラといってよい状況です。そんな家賃保証会社なので審査は可能な限り通さないと入居者に、不動産屋に、大家に、ひいては社会にまで影響してしまいます(いいすぎ!?)。
審査が通りやすい家賃保証会社として有名なのはフォーシーズです。なんと公式ブログに毎月の審査承認率を公開しています。だいたい98%以上を維持していますから、ほとんど全て通すということでしょうね。
たぶん、ぶっちぎりで審査に通るのはフォーシーズで間違いないです。そのほかに通りやすい家賃保証会社は
あたりが有名です。
どれも有名どころですね。日本セーフティーもある程度は通りやすいはずですが、不動産屋に言わせると通りやすいという声と通りやすくはないという声の両方が聞こえます。
以前も書いていますが、審査に通らない人のパターンは主に3つ
- 収入がない
- 未成年単独
- 暴力団
これ以外にも通らないことはありますが、あとは家賃保証会社の独自審査によるので一概には言えません。逆に言えば上の3パターン以外はどこかの家賃保証会社で通ります。
例外は、過去に家賃を遅れたことがあってそれを支払い終えていない場合です。この場合にはその家賃保証会社内でブラック扱いになるので通りません。ブラックが解除されるかは家賃保証会社次第です。
それでも、他の家賃保証会社の審査に通る可能性は高いです。本当にどこにも通らないというのはほとんどありません。
もしも収入がない場合、場合によっては預金通帳を元に審査するところもあるそうです。未成年単独では厳しいですが、普通は親が連帯保証人にあれば問題ありません。また、結婚していれば成人扱いです。
暴力団からの申込みを通すところは普通ありませんが、暴力団は自分が暴力団とは言いませんので、ばれなければ通ります。
ただし、後々、暴力団であることがばれると契約が無効になるので家賃保証会社が外れる可能性があります。
5選なんていいながら、6社出しているじゃないかと思われている方もいると思います。オーバーしているついでもう1社。
アドヴェントという家賃保証会社があります。ここは公式で審査承認率97%以上と公開しています。実は以前は98%以上と書いてあったのですが、さすがに98%以上の維持は難しかったようです。
しかし、私はいつも思うのです。フォーシーズにしてもアドヴェントにしても、審査承認率を出す計算式はどのようなものだろうか、と。分母と分子がわからないので信憑性は定かではありません。仮に分母が出ていても、それが正しいかはわからない、なんて思うのは考えすぎでしょうか?
とはいえ、数字を公開しているのはすごいですし、数字を下げて公開しているというのは逆に信用できる数字だと思います。

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