かぼちゃの馬車の問題で現在でもスルガ銀行は話題になっていますが、概略を改めてお伝えするとスマートデイズという不動産会社が家賃保証(サブリース)で売りまくっていて、その際に使っていたのがスルガ銀行だった。でもスルガ銀行に審査を通るためにスマートデイズが審査書類を改ざんしていて、スルガ銀行も改ざんに加担していたのではないか、というお話し。
概略すぎますが、ウィキペディアのスルガ銀行に詳細が書かれていますので読みたい方はそちらにどうぞ。
スルガ銀行が審査を通す際に審査が甘すぎた。深く審査していれば融資しなかった、融資しなかったらオーナーが買えなかった、オーナーが買えなかったらスマートデイズが破綻した時にも被害が小さかった、という流れなのでしょう。でもですよ、スルガ銀行が書類改ざんに加担していたなら問題ですが、単に緩い審査だっただけであればそれは経営方針の問題で、むしろ緩い審査は不動産会社にもオーナーにもありがたい話しなのではないでしょうか?だって本来買えない不動産がスルガ銀行のお陰で買えるわけですから感謝こそすれ、非難することではないと思います。ま、それで回収できなくて銀行として利益がでなかれば投資家の被害が大きくなりますけど。
で、スルガ銀行が問題になりすぎた所為で、かぼちゃの馬車とは一切関係ない不動産会社がサブリースで売ろうとしても銀行の審査が事件前よりも厳しくなっていて審査に通らなくなっているそうです。銀行はお金がある人にしかお金を貸さないところなのである意味では正しいのでしょうが、かぼちゃの馬車前後で対応を変えるというのは元々他の銀行も本来よりも審査が緩かったという可能性もあります。表になっていない問題が正されたのか、二の舞を踏みたくない銀行が審査を厳しくしすぎているのか。貸し渋りって20年くらい前に話題になりましたけど、あんまり良いことはない気がしますけどね。
そういうわけで投資用の不動産が以前よりも売れなくなっているそうです。全てサブリースの担当者からの情報ですので真偽は分かりません。この担当者の成績が悪いことの言い訳かもしれません。
ま、私は家賃保証会社と言っても家賃債務保証会社ですので、不動産投資には関わっていますが直接は関係ないですけど。

いよいよメルアドが廃止になるので変更手続きをとらないといけません。最近更新頻度が増えていますが諸々の事情により書けと言われたり、手続き上の問題と関わったりします。同情するならネタをくれ。いや、ネタはあるので、同情するなら時間をくれ。
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