ガジェット通信の9月27日付けの記事に「借金を抱えていても入居審査は通る? お金を借りている人が賃貸物件を借りる時の注意点」という記事があります。
それっぽいことを書いていますが、たぶん、書いている人は不動産のド素人です。プロが書く内容じゃない。保証会社の審査に通らなかった、だから部屋が借りられないという人は、探す保証会社を間違っています。保証会社の仕事は入居者を保証する事なので、通らないということは普通ありません。それでも確かに保証会社の審査に落ちる人はいます。
落ちる人というのにも2種類います。保証会社の審査に通らない人とそもそも審査に通らない人です。
保証会社の審査に通らない人というのは、保証会社の敷居が高い場合もありますし、そうでなくとも総合的に家賃のしはらい能力に欠けるような人です。収入が0では保証できません。しかし、多少の収入があって家賃もそれなりであれば通る可能性は非常に高いです。
通らないと思っているのは通らないような保証会社の審査を出しているからです。状況次第で通る、通らないはありますが、あなたを保証してくれる保証会社は必ずあります。
決して、誠実な人柄をアピールしても保証会社の審査には通らないので気をつけましょう。
もう1つ、あなたが保証会社の審査に通らなかったと言われた場合、実は保証会社の審査には通っていて管理会社や家主の審査に通らなかった場合が考えられます。管理会社や家主の審査に通らなかったと面と向かって言いづらい仲介会社が「保証会社の審査に通らなかった」と言うことがありますので、ご自身が通らなかった理由はよくよく考えたほうがよいです。
保証会社が審査で重視するのは過去の延滞歴(自社で過去に遅れて支払いが残っていた場合には審査に通らない)と現状の支払い能力です。細かいところを言い出すと会社によって違うのでこの2つだけは注意してください。しかし、この2つさえ注意していれば通る保証会社は必ずあります。
借金がある、カードブラックである、破産歴がある、アルバイト、生活保護、外国人、障害者などでも一切関係ありません。必ず通る保証会社はあります。
詳しくは【質問】 保証会社の審査に通りません。どうすればいいですか?をご一読ください。

最後に、この記事の何が誠実かというと、文章の最後に株式会社YOSCAと会社名が書き手の名前と一緒に出ている点は評価できます。YOSCAというのはWEBライティング会社ですので、保証会社に詳しいのではなく依頼されて調べたライターが頑張って書いたのだと思います。
ご意見は info@hoshokaisha.jp まで
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