しかしながら、四季報の会社概要を読むと
九州地盤の住居・事業用家賃保証の中堅とあります。昨年の売り上げは50億円、今年の予想は60億円ということですが、これは中堅家賃保証会社らしいです。
何を持って大手なのか、中堅なのか、四季報がどういう基準で書いたのかは分かりませんが、ジェイリースは売り上げ規模でいえば業界5番目くらいには入ると思います。日本セーフティー、全保連、JIDのビッグ3が売り上げ100億円超え、追随するCasaで80億円くらい。実はオリコも100億円を超えているらしいですが、オリエントコーポレーションとしてのオリコカードの家賃保証とリクルートから買収したオリコフォレントインシュア(旧・リクルートフォレントインシュア)の連結で家賃保証事業が100億円ということなので単純比較が難しい。
よく家賃保証会社の比較では信販系といわれるクレジットカード会社が比較から省かれることが多いですが、これは事業の1つとしてやっているだけで家賃保証専業の会社とは比較が難しいからだと思います。だから、エポスカードもジャックスもセディナカードも家賃保証を行っているのに、家賃保証会社の比較という括りではあまり見かけない。
そうすると四季報で言う中堅とは何のなのか。売り上げで比較する以外だと思いつかないのですが、売り上げ額の層が違うということかもしれない。
日本セーフティー、全保連、JID、Casaを大手として、ジェイリース以下、売り上げ50億円前後の会社を中堅とし、圧倒的多数のそれ以外を弱小と括っているのかもしれない。
しかし、売り上げ規模で50億円程度の会社をジェイリース以外には私は知りません。近いところで上場しているあんしん保証(https://anshin-gs.co.jp/)やフォーシーズが30億円弱。他には売り上げを公開しているところでニッポンインシュアが10億円、ほっと保証が4億円程度。
こうして見ると情報を公開している保証会社って少ないですね。もしかしたら四季報は独自の調査データを持っているのかもしれない。う~ん、見てみたい。

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